高校教師の準備体操

数学専攻の大学生が高校教師になる前にいろいろまとめておくためのブログ。先生の心構え、授業、大学数学、高校数学、教員採用試験など。

2017年8月実施の埼玉県教員採用試験を受ける人へ

長らくブログを更新していませんでした。

いろいろと考えた結果、私は大学院へ進学することに決めたので、今年使う予定だった、(先輩から受け継いだ)去年の教員採用試験の受験情報は必要なくなりました。

 

ということで必要なみなさんは参考にしてください(特定されそうな内容は省略しています。そうした細かい内容は少しずつ薄めてブログにかくことにします)。たまたまですが、今日が埼玉県の1次の合格発表の日ですね。受かった方はおめでとうございます。

 

数学は以下の内容で行われた。

2次試験

8月6日(土)

専門試験(150)、論文試験(50)、集団討論(40)、適性検査(?)

 

8月7日(日)

個人面接(50)

 

8月17日(水)

集団面接(60)

 

( )内は配点

 

○専門試験

2次試験のスタートは専門試験から。ここは最初の試験になるので、この後に続く試験で精神的にも余裕が持てるように対策したい。以前のブログでも書いたような気がするが、時間がタイトなので、戦略が重要。

第1問は指導案だが、これはまともに考えていると時間が足りず無理ゲーなので、型を押さえて時間をかけずに回答すること。第2問以降は簡単な大学入試レベルの問題なのでふつうにがんばる。第2問以降は本当の学力なので、足りてない人はこの数週間の対策ではどうにもならないので合格は難しい。配点150もあるからね。この問題に時間をしっかりかけるようにするためにも、第1問の指導案を機械的に処理すること。

 

○論文試験

次は論文試験。去年(2016)は400字だったが、今年から分量が増えるそう。ただこれも根本的にはテーマを複数持って臨めば対応できる。高校生が書くような小論文のレベルで平均点は余裕で取れる。

 

○集団討論

これは初日の午後。弁当をはさむ。昼の時点でどの受験生とグループになるかわかるので、昼の時間で彼ら彼女らと話せるようにしておくとよいと思われる。去年(2016)はジグソー法による形式で行われた。教室にして入れた番号の席に座らされる。7人で1つの教室だが、まず4人・3人の小グループにわかれてそれぞれ資料A,Bを読み込んでそれぞれのグループで話をする。(10分程度) そのあと机を全体で話せるように移動させて(この時に机の移動は受験生にさせる)、話をはじめる。司会などは決めずに自由に話すように促される。

ここでは、内容がどうこうとかよりも面接に臨む態度が重要。自分がいくら自信をもっていても、一人で長く話すのはNG。他の人にもたくさん話させようとする態度が大事。と、当たり前のことだと思うのだが、必ず一つのグループに1人はおかしな(変わった)出しゃばる方が混ざっている(そういう人は落ちている)。なぜか他県からきている現職の人とかはかなり言うことが深みがあって強いと言っていたが、大学生でも積極的に参加しようという態度が大事。

 

○適性検査

これはクソゲー。意味ないが、なかなか廃止できずに今に残っている謎の試験。これで悪かった場合落とせるのか?と疑問。ただ適当にやりすぎるとサイコパスとか変な判定がでるかもしれないので普通にやろう。

 

○個人面接

試験管2人。時間は30分。

冒頭は用意された質問を形式的に言っていくスタイル。こちら側の答えとあまり合わないような場合でも決められた文言で聞いてくるため、不自然になる場面も。冒頭はおそらくアイスブレーキングで評価にも直接関係しないと思われるため、端的に答えるほうがスムーズ。知識系については、公務員の服務や教育公務員の基礎知識、埼玉県の教育施策の特徴など。過去問の質問集をしっかりやればカバーできる。正直面接で知識聞いてどうするって思うが。生徒指導系は具体的な場面が設定されてどうするかを答える。生徒が急に教室から飛び出したら?とか。これも正直過去問からでているそうなので、納得いく模範回答を作っておこう。去年の先輩は9割は過去問から、と言ってました。

 

○集団面接

面接官3人。5人で1班。入室時に、思考力を失った運動系部員のように大きな声で挨拶をする人間が多数いたそうだが、常識的な大きさでよい。そんなところは得点に影響せず、むしろ融通の利かない人間だと思われるので辞めたほうがいいだろう、とのこと。最初1分程度で自己PR。念のため30秒バージョンと2分バージョンもあると完璧だと思われる。挙手させる場合と順に当てる場合がある。面接官3人のうち1人は揚げ足取りをする、いわゆる圧迫面接。ただ、これは発言内容が軽い場合で、しっかりと理由が言えている場合はそれほど言ってこない。自分自身でよく分かってないことや甘い発言の場合は攻撃されまくって慌てて終了。

なぜ教師になりたいか→「数学の楽しさを教えたい」→塾講師の方がいいのではないか→「・・・」

数学がわからない生徒どうするか→「個別で教える」→基本的に一斉授業が多くて時間が作れない場合はどうするか→「・・・」

「・・・」とならないように頑張ってください。思いつきレベルの発言は大体撃破されます。

 

いろいろ書きましたが、過去問の研究がとても有用であったとしきりに先輩が言っておりました。いま手元に市販の過去問が無い型はやばいですよ(先輩は4月に一般・専門数学・論文面接の3冊を揃えていました)。ある人とない人で相当対策に差がつくと思います。本気で考えているのならばすみやかに買いましょう!(と思ったらアマゾンにもうない!残念!)

(2017/8/6追記:紀伊国屋(新宿、さいたま新都心)でまだ売っているようです。集団面接は配点高いのでまだ逆転の可能性あり!まだ手元にない人は急いでGETしよう。)

 

質問解答例などはまた時間があったら載せます。では、がんばってください。