高校教師の準備体操

数学専攻の大学生が高校教師になる前にいろいろまとめておくためのブログ。先生の心構え、授業、大学数学、高校数学、教員採用試験など。

埼玉県 2016年度(2017年度採用)公立高等学校採用試験 まとめ

しばらくブログを非公開にしておりました。発表前なので念のため、ということだったのです。

 

無事先輩が受かりました。最終判定が2Aということで、合格者の中でも半分より上の区分だったようです。

 

先日採用予定者の説明会があり、いろいろな書類の提出と勤務地希望などについての面談が行われたそうです。いよいよって感じですね。

 

以下、来年度私が受ける際に参考になりそうなことをメモしていきたいと思います。

 

※受験教科は高校の数学です。他の教科は同じような倍率であれば参考になるかと思います。

1次試験(一般教養、専門教養)

〇一般教養

必要なところを一定以上時間かければ確実に合格点が取れます。

ただし、どこをどれだけやればいいかをはっきり決めないとキリがありません。

では、何をやればいいか?

2467h.hateblo.jp

上の記事で書いたように、

 

 をしっかりやるのがオススメ。薄い問題集だが、試験範囲がほぼすべてカバーできる。これ以外の出題の時は勘でやるしかないですが、そこは割り切りです。本当に全部の問題をカバーするためには分厚い問題集なんかをやらなきゃいけないかもしれませんが現実的ではありません(他県の超高倍率採用試験であればそこまで考えないといけないかもしれませんが、倍率7~8倍以下の採用試験ではそこまでは不要だといってました)

 

問題の構造については

2467h.hateblo.jpを参考に。この埼玉県の1次の教養試験の問題構成は一生変わらないと思います。

 

〇専門教養

ここは専門ですから頑張りましょう。教科書レベル、4択。ここができない人は先生になってはいけません。

 

2次試験1日目(専門、論作文、集団討論、適性試験

 〇専門

記述式の専門です。70分で6題、そんなに余裕ないですが、これも難問はでないので頑張りたいところです。1題は指導案をかきます。指導案の型をしっかり押さえてスムーズに処理して数学に時間をかけられるようにしましょう。指導案の書き方についてはこちら

2467h.hateblo.jp

聞いたところによると、埼玉県の専門は難しくできているということです。合格者でも4割~5割程度(60点~75点)で受かっているひともいるようです(そういう方は面接がいいわけですが)。

これは現役生に有利だと言えると思います。ここで150満点のうち8割程度?(120点ぐらい)とることができれば、面接が高い方(経験があっていろいろネタを話せる人とか)にも勝負できるでしょう。

 

〇論作文

たーちんさん、今年は50点満点のうちの30点だったとのことです。おそらく5点刻みなのでしょう。ここは文章力に特に自信のある人でない限りは30点ぐらいとれればいいやで割り切ってもいいのでは。文章力が普通以下の人は、かくネタを複数もっておき、形式や誤字で減点されないようにする程度の準備でいいと思います。ここは対策に時間かけてもコスパ悪いです。普通にやれば30点、あとはいくら頑張っても20点しか上がりません。

 

〇集団討論

ここは戦略が重要です。戦い方で勝敗が決まります。

ズバリ、貢献できる人に高得点が付きます。

 

2016年度の形式は、以下の通りでした。7人程度の班で入室、さらに3人と4人のグループA、グループBで分かれ、それぞれグループAは資料A、グループBは資料Bを読み込みます。グループA、B内でのそれぞれの話し合いの後に、7人のグループに戻り、提示された問題について解決方法などを話していきます。埼玉県推奨のジクソー法ですね。

 

先輩いわく、「話しすぎる人」は落ちていたとのこと。いかに周りを巻き込んで話ができるかが大事。空気読んでみなさんが議論に参加できるようにしましょう。教員はチームプレーが大事なのです。

 

〇適性検査

ここは時間内にきちんと終われば大丈夫だそうです。先輩は多少自分の性格をごまかして「いい人化」して答えたけど大丈夫だったようです。

ちなみに、この検査ははっきり言って無駄です。なぜやっているかというと、「去年もやっていたから」です。採用試験で優秀な人材を取りたいと謳っている以上、多くの人間がやらなくてもいいと分かっていても、試験内容を減らすことができないのです。ここに組織のジレンマが見え隠れします。

 

2次試験2日目(個人面接)

〇個人面接

多数の受験生がいて平等にしようとしているためか、面接官の質問内容はテンプレが多い。圧迫でもない。現役生は熱意を伝えるのが大事。ここは過去問や面接対策の本などで想定質問を100ほどにまとめて、それに対する自分の答えをまとめるという作業をしておけばある程度の点数がもらえる。面接はある程度は暗記です。

 

2次試験3日目(集団面接)

〇集団面接

5人ごとのグループに分かれて面接。面接官が質問して、順に答えたり挙手で答えたりさまざま。30秒の自己PRからはじまり、教科指導、生徒指導などよくある質問がほとんど。ここは現実的でないような解答の際には面接官からの突っ込みが結構入る。

 

最後に、たーちん先輩の得点ですが、はっきり答えてしまうと特定されかねないということで少し幅を持った形でかいておきます。

 

1次試験

教養 82/100

専門 80点台/100

 

総合得点 160点台 総合評価1A

 

2次

筆記 110点台/150

面接 120点台/150

論文  30/50

総合得点 260点台/350点 総合評価2A