高校教師の準備体操

数学専攻の大学生が高校教師になる前にいろいろまとめておくためのブログ。先生の心構え、授業、教員採用試験など。

平成29年度採用(平成28年実施)埼玉県 教員採用試験 2次試験の専門教養試験

同じ学科の先輩が埼玉の教員採用試験の1次試験に合格した。

 

平成28年、8月6日(土)、7日(日)は2次試験だ(別日にもう1日あるのだが)。あまり詳しく書いてしまうとわれわれの大学がわかってしまうのだが、試験会場の下見も完了!

 

以下に先輩から聞いた詳細をまとめる。来年の受験も同様になると思われるので。

8月6日(土)

午前

・専門試験(70分)

・論作文(60分)

午後

・集団討論、適性検査

 

8月7日(日)

(集合は科目によって異なる。数学は12時)

・個人面接

 

別日にもう1日2次試験で「集団面接」があるが、はっきりいってしまうと

 

上の2日間で合否はほぼ決まる。

 

それは配点を考えれば明らかだ。公式資料によれば、(実技系などは除く)

専門試験・・・150点

論作文・・・・ 50点

3種の面接・・150点

合計・・・・・350点

 

3種の面接の配点が不明だが、集団討論(6日実施):個人面接(7日実施):集団面接(8月中旬実施)の比が同じとすれば集団面接の配点は50点。実際はもう少し多いと思われるがさすがに100点は超えないだろう。ということで、350点のうち250点分以上が決まる8月6、7日の試験でほぼ決まるということになる。

 

面接は場面指導とか定番質問を暗記しておく。論作文は複数のテーマを事前にかいておき、当日フィットするものをはきだすようにする。(時間があればこれらもブログに書こうと思う。)

 

以下に専門試験対策の方法をまとめる。

 

専門試験

70分で6題(1題目は指導案を作成する問題、2題目以降は入試問題ライク)

ここで専門性が試される。もともと力のない受験生はここでふるい落とされ、合格はなかなか難しい。面接のみの自治体が多い中、きちんと2次試験で専門性を見ようとするのは埼玉県のいいところである。(大学上がりの学生に模擬授業させてもしょうがない。下手に決まっているのだから。それよりも、ポテンシャルを見てあげないと。)

はっきりいってここは時間との戦いだ。レベルは人気地方私立大学の大学入試程度?でそれほど難しくないので、ミスを少なくしつつスピードも意識してとりたい。入試問題ライクな問題は5題出題されるが、最低でもそのうち3問を完答、2題を半分程度以上ぐらいの心構えでよいと思われる。

 

(出題予想)

・数学の指導案の題材は採用試験の性質上「数学Ⅰ」から出題されることがほとんどだ。過去8年分を振り返ってると、今年は「不等式」が出題される可能性が高い。去年出題の「三角比」は今年指導案問題では出題されないだろう。その代わりに、入試問題ライクのところで去年、一昨年と出題されていない「三角関数」が出題されるだろう。

・ベクトルは2〜3年おきに出題されている。2年連続で出題されたことがない。よって去年出題の「ベクトル」は今年は出題されないだろう。

・当たり前だが微積分は出題される。数学Ⅲの範囲で出題。

・去年でていない「数列」「確率」は出題されるだろう。

 

(対策)

指導案については時間をかけずに書き方を覚えて当日はきだすだけ、という状態にしておきたい。どう書いていいか分からない迷いがある人はここで焦って落ちる。指導案が早く片付くことで他の入試問題ライクの問題にかける時間が増え、結果的に専門試験の点数が上がる。とにかく、直前対策としては指導案をスムーズにかけるように!(時間がない場合は二次不等式と1次連立不等式の指導案に絞って練習しておく。)それ以外の小手先の対策はナシ!

上で出題・不出題の予想分野をかいてはいるが、専門の勉強は直前だけではどうにもならない。基礎学力に不安のある人は普段から勉強する習慣をつけよう。はじめから2次試験で専門のない、別の自治体を受けるという考えもあるかもしれないが、個人的にはそんな(自分の専門すら)ちゃんと努力できない人と同僚にはなりたくないですね。

 

専門試験は初日の一発目である。ここの出来は心理的にも影響するのでがんばりたい(がんばってください)